久しぶりに青空が広がった9月3日(土)、石川先生のグループ相談会を開催しました。前半は、ASD、ADHD、LD等の発達特性の理解やそれぞれの対応についての講話があり、特性や対応については、個別に考えていく必要があるので、焦らずに一緒に考えていきましょうと心強い言葉をいただきました。
後半は、グループディスカッション。4グループとも活発な話し合いができたようです。参加者からは「特性について改めて考えるきっかけになりました」「本人のやってみようという気持ちやこだわりを大切にしてサポートしていきたい」「親ができることは信じながら寄り添ってあげることだと思いました」「子どものスイッチがいつ入るかはわからないし、親がそのスイッチを押すことはできないと改めて思いました」等の気づきや感想をいただきました。
最後にあるお母さんが『1年前は進路が決まらず思い悩む日々でしたが、この夏休みは本人がバイトしたいと自分で決めて、やりきることができたので、これからもまだ不安なところはありますが、親が不安がらず本人を理解するようにしていきたい』とお話をしてくださいました。このお話に勇気や希望がもてた参加者もいたようで、石川先生の講話から始まった3回目のグループ相談会も、充実した時間を過ごしていただけたのではないかと思います。