不登校から自立へ 【ココエール グループ相談会】

 今年度最後の石川先生のグループ相談会は「不登校から自立へ」をテーマに、2人の不登校経験者をゲストに招いて行いました。小中と不登校を経験した2人は、高校で出会い、お互いの存在に励まされながら大きく成長をして、4月からは社会人としての生活が始まります。

 中学時代は昼夜逆転の生活だったが、夕方から始まる学校だったために通い続けることができた、自分に自信はなかったけど、まずは勉強を、次に部活、次に資格を…と自分なりの目標をクリアすることで徐々に自信をつけていったとのこと。また「車に乗りたい!」という強い思いから、感情をコントロールすることができるようになった、自分のことを気にかけてくれる先生や友達、親の存在に気づいたことが、変わるきっかけになったという話も聞くことができました。

 そんなふたりの話を聞いて 「ゲームに没頭している時の子どもの気持ちが、わかったような気がします」「子どもを信じて子どものペースで気長に待とうと思います」「2人のように前を向いていける日が来るのを楽しみにしたいです」など、親御さんにも気づきや気持ちの変化があったようです。

 ココエールも「社会へ出ていくために、それぞれの課題をクリアしながら自立していく本人たちを、親御さんと一緒に理解し信じて寄り添う」そんな場所でありたいと改めて思いました。

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