【ココエール】大人の花育・色育講座

11月17日(金) 大人の花育・色育講座 第2回を開催しました。久しぶりの雨の中参加者の皆さんは、ココエールに足を運んでくださいました。

この講座は、アロマテラピー、カラーセラピー、アートセラピーの要素を含んでいます。「今・ここ・自分」に集中して、五感を使い、楽しむこと、リラックスすること、自由に表現すること、お手本のない中自分で選んでいくことや終わりを決めることなどを体験します。

参加者の皆さんは、自分の気持ちの変化などを感じながら「やさしい気持ちになれた」「自分の時間をもつことは大切なことだと思った」など、生けた花と一緒に自分への気づきを持ち帰ってくれたようです。

忙しい日常から少し離れ、自分のこころを解放させる「自分時間」は、とても大切な時間だと思います。皆さんの心地よいと思うことで「こころのおやつタイム」を作ってもらえたらとお伝えし、今年もこの講座を終了いたしました。ご参加ありがとうございました。

【講演会・講習会】子育てサポーター養成講座 「コミュニケーションを学ぶ」

11月9日(木) 豊川市子育て支援事業の第2講座を金田文子が講師として担当させていただきました。〝聴くこと〟〝伝えること〟などコミュニケーションについて、楽しいワークを交えながらお話いたしました。

多くの参加者から「コミュニケーションについて〝心を添えて聴くこと〟〝相手に関心をもつこと〟〝相手をわかろうとする姿勢〟〝相手に伝わるように話す〟などが大切だということがよくわかりました」という内容の感想をいただきました。また「子どもや夫との会話に役立てたい」「早速やってみたい」という感想もあり、皆さんの意欲的な姿勢がビシバシと感じられる講座でした。

【講演会・研修会】田原市ユースアドバイザー講習会

11月2日(木)田原市にて「ひきこもる人たちの理解と事例から考える居場所支援」をテーマに、東三河支所長の金田文子がお話をさせていただきました。

ひきこもる人たちには、ひきこもるワケがあります。ワケというのは単純なことではなくて、出会った人たちとの関係やかつて身を置いた環境、そこでの経験、いろんなことが相まっているのだと思うのです。原因を知ってそれを取り除こうとするよりも、その人がどんな方なのか、何を経験し何を感じるのか、何が好きで何が嫌いなのか、それらを知ろうとし続けたい!というお話などをいたしました。ひきこもる必要がない安心な場について、地域の方々と考える講習会となりました。

【ココエール】11月の石川先生のグループ相談会

今回のテーマは「学校不適応の要因と対処法」。子どもたちは、親子・友人・教師との関係や、学習についてや心の発達の問題などに悩んだり不安に感じたりして、様々なストレスを抱えて学校生活を送っています。それらへ適応することに困難さを感じると学校へ足が向きづらくなるもの。そういったときに親ができる「予防的カウンセリング」について、石川先生から講話をいただきました。

後半は、2グループに分かれての座談会。参加者それぞれの子どもとの関わり方についてや、親側の気持ちと子どもの反応などをざっくばらんに話し合い、「予防的カウンセリング」の〝子どもの話を聴く〟ということが重要だと改めて気づかれた参加者が多くいらっしゃいました。

【講演会・研修会】ココだでハナせる。vol.0

ケアリーバー支援の在り方を考える研修会「ココだでハナせる。vol.0」を 10月24日(火)に、こども未来館ここにこで開催しました。ゲストに豊橋出身のケアリーバー(18歳まで豊橋の児童養護施設で育った)で役者の真魚さんを迎え、支援する側・される側の本音など、ご自身の経験やその時々の気持ちについて、お話を伺いました。

参加した職員からは「〝ここに居るよ・繋がっているよ〟というスタンスが大事だよなぁ・・と改めて感じた」「とことん話を聴ける存在でありたい」「お金と性の問題について今後の課題が与えられたので、しっかりと向き合っていきたい」「〝支援する〟ではなく〝その子に何が必要か〟を考えることがいかに大切かということが心に残った」などの感想をいただきました。

真魚さんの真摯で丁寧な回答一つ一つにお人柄が溢れ、本当に素敵な方だなと思いました。今回のケアリーバー研修会は <vol.0>プロローグとして、新たな支援のきっかけにしたり、それぞれの課題提起にしたりしてもらえたら幸いです。

【ココエール】定時制・通信制高等学校合同説明会

10月8日(日) 豊橋市保健所・保健センターほいっぷにて「定時制・通信制高等学校合同説明会」を開催しました。毎年7月と10月の年2回開催し、豊橋近郊の定時制・通信制高校16校と相談機関2機関がブースを設け、200名近くの中高生やその保護者、関心のある教職員等の方々が足を運んでくださいました。

会場では、全体会として定時制・通信制高校の説明から始まり、各校の1分間スピーチを聞いた上、個別ブースにて気になる高校の先生に直接質問・相談ができます。各校の特色や学習・登校スタイルを知り、自分に合った学校や進路を見つけたり、通うイメージを膨らませる、そんなきっかけになることを願って開催しています。

ココエールでは、いつでも定時制・通信制高校への進学、転校についてのご相談を受け付けております。中学校には行きづらいけれど進学したい、今の高校に馴染めないけれど高校を卒業したい、新しい環境で学んだり友達をつくったりしたい・・・そんな想いをもった子どもたちが、自分に合った環境で生き生きと生活できることを応援しています。

【ココエール】今・ここ・自分

10月13日(金)に大人の花育・色育講座を開催しました。今回のテーマは「今・ここ・自分」カラーカードを使ったり、花を生けたりしながら、ゆっくり自分と向き合う時間を過ごしました。

講師の先生からは「どんな人も楽しむ力を持っているけど、忙しい毎日の中で蓋をしてしまっている。今の自分を感じ取り、楽しむ力を取り戻しましょう」というお話がありました。参加者の皆さんは、色とりどりの花の中から好きな花、気になる花を選び、自由に表現していました。

最後に出来上がった作品をお互いに鑑賞し合い、コミュニケーションの要素でもある、分かち合う共有する時間を過ごしました。参加者からは「楽しかった」「温かい気持ちになった」「素直になれた」といった感想をいただき、花の色や香りに癒された素敵なひと時となりました。

【ココエール】10月の親ごころ塾

10月はお祭りシーズンで親ごころ塾を開催したこの日も、爆竹の音や「わっしょい!わっしょい!」の威勢のいいかけ声ががそこかしこでしていました。

外は賑やかでしたが室内は、和やかな雰囲気の中、親御さんそれぞれの気がかりをみんなで共有しながら、いつものように金田がそれらの解説をしていきました。皆さんが印象に残った内容として感想を寄せてくれたのが【”何気ない日常会話で裏メッセージを意識する大切さに気付けた“と”「安心してじっとしているフロア」がなければ次の「ちょっと動いてみようかなフロア」には行けない”】でした。

親御さんそれぞれが異なる気がかりをもって参加されますが、一様に「すっきりして気持ちが楽になった」「こうすればいいんだと思えることが多くあった」「解決の糸口が見つかった気がする」など、前向きな言葉を残していかれました。

【ココエール】ゲームやSNSに熱中する子の心理

まだまだ暑い日が続く9月9日、石川先生のグループ相談会を開催しました。前半はゲームやSNSに熱中する子どもの心理や対応についてのお話をしていただきました。後半のグループディスカッションでは、我が子のことや親自身の気持ちなどを分かち合い、それぞれの思いを出すことができたようです。

参加者からは「ゲームやSNSは[悪]ではなく、有効な面があることを改めて知ることができた」「一緒にゲームを楽しんでみようと思えた」「ゲームやSNSに限らず、子どもの気持ちを大事に見守っていこうと思う」等の感想をいただきました。

皆さん同じような不安や悩みを抱えていることがわかり、気持ちが楽になったと言って帰って行かれた親御さんの後ろ姿が、少し軽やかになっていたように感じました。

【講演会・研修会】合同現職研修

夏休みも残り少なくなってきた8月後半、豊橋市第8ブロックの現職研修にて、金田が講師としてお話させていただきました。不登校児への対応やココエールの活動などをお伝えし、先生方からたくさんの感想を頂戴しましたので、少しご紹介いたします。

「親身になって子どもの話を聴いたり、何が好きか・何ができるかを探すことの大切さを改めて知る良いきっかけになった」「苦手に目がいきがちな子どもに視点を変える声掛けができそう」「教員という立場で学校という場所で、子ども達の一番の理解者になりたいと改めて思った」「ココエールの仕組みや活動、運営方針などを知ることができ、ココエールを近くに感じた」「不登校の理由を聞かず、要求ではなく提案をしてみて、その子がどう感じ、どう行動するのかを見て行こうと思った」「子どもの学びが止まらないように、安心して過ごせる場や学びを一緒に探していこうと思った」等など・・。

先生方の子ども達への熱い思いが伝わる内容で、私たちも改めて気を引き締めていこうと感じました。ご多用の先生方、猛暑の中の研修お疲れ様でした。