子どもの気持ちを受け止める 【ココエール 親ごころ塾】

親は子どもの心配をしてしまう・・それが親心。でも心配「しすぎる」こともある? それはどうして? どこからが「しすぎ」なのか。自己否定してしまう子どもに対して、どう声をかけたらいいの? きょうだいへの対応はどうしたらいいの? 等々、今回も参加者が解決したい気がかりを出し合って、金田からの解説やヒントを皆さんで共有しました。参加者からは「気持ちを受け止めるということがどういことなのかを知った」「今後気を付けていこうと思う」等の感想が多くありました。

また複数の参加者から「自分がダメを言わなくなったら、子どもに変化があり少し落ち着いてきた」「進学先を考えていることがわかり学校へ行けた」等のうれしい変化があったとの報告もありました。親御さん自身の捉え方を振り返ったり、子どもがどういう状況なのかを考えたりしながら、気がかりや心配する気持ちが少しずつ軽くなっていくと、子どもも変化していくのだなぁと再確認できた回だったように思いました。

自分へのご褒美タイムで心にゆとりを【ココエール 体験講座】

秋も深まりつつある先日、マッサージケア体験講座「自分へのご褒美タイムで心にゆとりを」を10月のセルフケア体験講座に引き続き、東三河ヤクルト販売株式会社さまのご協力のもと、こども未来館にて開催しました。ココエールの隣の施設で、いつもと違った雰囲気を味わいながらの体験となりました。

今回は、手のひらにあるツボの紹介をしながらマッサージを行い、参加者それぞれ体調のお悩みや子育てや趣味などの話も交えながら、時にはヤクルトスタッフさんとの会話に笑い声もきこえ、リラックスした様子でマッサージを受けられていました。

連続参加してくださった方に「自分でやるのと人にやってもらうのとどちらが気持ちよかったですか?」と訊ねたところ、やっぱり人にやってもらうほうが気持ちよかったとのことでした。コミュニケーションをとりながらマッサージを受けることで、心と体の緊張もほぐれ、リラックスできた様子でした。

みなさんの「ご褒美タイム」は何ですか?日々いろいろな場面でがんばっているみなさん・・・ご自分の気分のあがる方法で「ご褒美タイム」を実践してみてはいかがですか。

親の自己理解【ココエール グループ相談会】

 今回の石川先生のグループ相談は、心理検査の一つ「エゴグラム」を使い、今の自分(親)の性格傾向を知り、子どもとの人間関係(コミュニケーション)に活かすことを意識する講座でした。

「やりたい」けれど「しなければならない」という葛藤の強さは、代々家の流れとして受け継がれている場合があり、自分や子どもへの対応は、親から受けた影響が大きいとのこと。自分がもっている性格傾向や行動パターンに気付くのに「エゴグラム」が役立つということで、参加者は設問に答えながら自分自身と向き合いました。

性格傾向の解説では、例えば「遊園地にグループで行った時にどのアトラクションに乗るか意見が分かれた場合」自分ならどんな対応をするか、自分の子どもだったらどうするだろうかとイメージを広げました。人間関係では気持ちを言葉にすることの大切さを改めて理解し、その場にいるメンバーによっても自分のどんな要素が強く出るのかで結果が変わってくることに気付きました。

今の自分がもっと生きやすくなるヒントが見つかったり、親子でエゴグラムを行うとお互いの感じ方考え方の違いがわかり、問題解決のヒントになることもあります。ご興味ある方は相談時にお声掛けください。

心地よい自分になる方法 【ココエール セルフケア体験講座】

東三河ヤクルト販売株式会社様のご協力のもと、セルフケア体験講座を開催しました。講師の方から、健康や美容、不調を整えるツボなどの話もおりまぜながら、実際のマッサージの方法を教えていただき、ハンドマッサージを行いました。

実際使うクリームも、ご自分で選んでいただき、自分の心地よさはどんな場所? どのくらいの強さが気持ちいい? などを感じていただくことを体験してもらいました。参加者からは「セルフマッサージをすることで気持ちが落ち着いた気がする」「血行がよくなった気がする」「自宅でも気分が落ち込んだときや緊張しそうなときにセルフマッサージをしてみたい」という感想をいただきました。

参加者の皆さんは、香りのあるものを好まれる様子があり、香りに癒されるということも体感できたのではないかと感じました。また、カラーカードを使った色の変化についても興味をもたれ、ご自分の今の気分を色を通して感じていただくこともできました。

講座の最後に「自分自身をいたわったり心地よくしたりするために、セルフタッチングケアを取り入れると同時に、自分の楽しいこと、心地よいこと、落ち着くことも探していけるとよいですね」とお伝えしました。ココエールでは、「心地よい自分になる方法」を一緒に探すお手伝いもしています。

定時制・通信制高等学校合同説明会 【ココエール】

定時制・通信制高等学校合同説明会を10月6日(日)に豊橋市保健所「ほいっぷ」で開催しました。毎年夏と秋の2回行っていて、秋の説明会では定時制・通信制高校合わせて16校と相談機関3機関が参加しました。豊橋市だけではなく近隣の市町村からの参加も多くあり、約240名の方にお越しいただきました。

前半の全体会では、ココエールが自分に合った学校の見つけ方のポイントを解説し、その後各校の特徴をそれぞれの先生から説明してもらいました。後半の個別相談では、各校がブースに分かれ、先生へ直接相談したり質問したりすることができました。学校によって様々な特徴があるので、自分に合った学校や通いたいと思える学校を見つける判断材料になったのなら嬉しいです。

ココエールでも進路等の相談ができます。また各校の資料も置いてありますので、お気軽にお問合せください。

子どもの目標を親が先に決めない【ココエール 親ごころ塾】

自分のことが少し話せるようになったり、学校へ足が向くようになると、親としては「じゃぁ、これもやってみようよ」「それもできるんじゃない?」と次のステップを提案しがち。やっとの思いで2階まで上がってきたのに、息つく間もなく次は3階に行こうよと言われてしまったら、子どもとしては「もう無理」となってしまうこともあります。その子がその場(頑張って上ってきた2階)で安心して過ごせるように手助けをしてあげてほしい。3階へ上がるタイミングは、その子のペースに合わせてあげられるといいですね。

親御さんから出た気がかりや解決したいことについて、東三河支所長の金田がこのように解説しました。他にも子ども自身が自分の思い通りに進められないときに、周りの人に対して怒れてしまうのは、本人が混乱している状態。そんなときの対応の仕方などのヒントがあり、参加者からは「今日の話を参考に、できることをやっていこうと思います」と前向きな感想をいただきました。

サバイバルモードで奮闘!【ココエール マインクラフト】

敵にやられないように、逃げたり戦ったりして生き残るサバイバルモードで、仲間がやられながらも奮闘するひと時を過ごしました。夜モードではゾンビなどの敵が多く、他にも爆発する敵がいて難易度が高かったのか、途中から昼モードに切り替えて楽しみました。

今回は最大2人の参加でした。少人数ということもあり、空中都市などさまざまなステージを行き来しながら敵と戦っていたのが印象的でした。

次回からは、参加者も増え、youtubeでの実況動画配信も加わり、マイクライベントがパワーアップします。

相談内容でよく話題になるゲームやSNSについて 【ココエール グループ相談会】

今回の石川先生のグループ相談会のテーマは、ココエールでの相談でもよく話題になるゲームやSNSについて。

前半は、ゲームやSNSに限らず病的な依存と適切な依存について、子どもの発達段階を踏まえてゲーム依存の予防法、居場所としてのSNSの在り方など解説をいただきました。後半は、「ゲームばかりやっていて困る」「他にやりたいことがないと言っていて…」「子どもが一日中スマホを見ている姿を見るのが辛い」など、率直な思いを吐き出しての座談会。

話の途中で、あるお母さんがYouTubeでチャーハンを作る動画を見て毎日作っていたことを話題に出すと「うちの子は好きな音楽を見つけてライブに行った」「麺つゆのアレンジを教えてくれた」などいろんなエピソードが出てきました。〝スマホから自分の興味のあることを見つけることができて行動をすることもある〟〝「スマホばかり見て…」の中にもいいことがある〟等の発見があったようです。過去の不安と将来の予期不安が大きく涙を流されたお母さんからは「他の方々の話を聞いてひとりじゃないと思えた、まだまだ頑張れそう」と感想をいただきました。

今後もココエールは、皆さんの不安を吐き出せる場所、整理できる場所、その子にとってゲームやSNSがどんな意味をもつのか等を一緒に考え、その子の自立に向って寄り添える場所で在りたいと思います。

大人も子どもも真剣勝負⁉【ココエール 夏休み企画】

先日、といぱるスタッフとココエール支援担当スタッフによる、夏休み企画「ボードゲームやカードゲームで遊ぼう!」を開催しました。

3歳から17歳の子どもたちが参加し、大人も子どもも真剣勝負⁉で対戦。ゲームを通して共に遊び、楽しく過ごす中で、子どもたちの普段とは違う一面を発見したり、ゲームの好みが違ったりすることもわかり、アナログゲームならではのコミュニケーションや歓声が活動室に響いていました。

ゲームを通しての勝ち負けであったり、ルールであったり、誰かと楽しく遊ぶ体験をしていくことは、子どもたちにとってとても大切なことだなと感じています。これからも思いきり遊ぶ体験を企画していきたいと思います。

共感するってどういうこと? 【ココエール 親ごころ塾】

蝉の合唱が暑さをますます強調するような8月初旬、今年度3回目の親ごころ塾を開催しました。

子どもとの会話では「共感を意識しているが、なかなかできない」という参加者の話から〝共感する〟ってどういうことか・・という話題になりました。東三河支所長の金田からは、共感しなきゃ・・ではなく〝気持ちを確認する〟という感覚で子どもと接すると、その場の会話もガチガチにならないのでは!?と解説があり、参加者全員から今日から実践したみたいと感想をいただきました。

また、子どものためを思って先回りをして心配が絶えなかった方からは、今までは子どもの選択する生き方に納得できずにいたが「こういう生き方もあるんだな」「これは私が心配することではないな」ということに気付いたという話がありました。親ごころ塾へ熱心に参加され、捉え方が変わったこの方のように、今後も参加者の皆さんの気持ちが少しでも晴れていくようなお手伝いをしていきたい!と改めて思いました。