【講演会・研修会】豊橋市内小学校現職研修

子どもたちには楽しい夏休み、先生方は研修の季節です。今年もたくさんのご依頼をいただいていますが、最初の研修は7月27日(木)豊橋市内の小学校にて。

子どもが大人になることを楽しみにできる支援と副題を付け、豊橋市「ココエール」での支援担当の役割、支援の取り組み事例を交え、支援についての考え方や先生方との連携、協働の在り方についてお話しいたしました。

比較的大きな学校で、50人の先生がご参加くださいました。始まる前から校長先生と冗談交じりの雑談風景もあり、とても和やかで温かなムードを感じました。先生方の「この子は卒業後、どうなっていくんだろう…」というご心配、私たちでしっかり引き継いでいきたい!先生方に安心していただきたい!と改めて思いました。

【講演会・研修会】西尾市窓口職員接遇研修

7月25日(火)、市民館などの窓口で利用者さんの対応をなさる職員さんにお話をさせていただきました。普段の接遇研修は、民間の新入社員さんや管理職になりたての比較的若い方に向けたものが多いのですが、今回はとってもオトナな接遇研修♪

接遇は形も大事だけど、それ以上に心が大事。「心を込めて」と念じるだけで対応がこんなに変化しますって実験も行いました。私より人生経験豊富な先輩方も多くいらっしゃり、どんな風に感じられるかな?と探り探りで進めましたが、想定外に盛り上がり、お楽しみいただけて何よりよかったです。

西尾市さん、次は秋に図書館で接遇研修を行います。

(東三河じゃないし、子ども若者でもない、けど、「子どもたちが大人になることを楽しみにできる、そのために大人が大人であることを愉しむ」という信念のもとお受けいたしております。)

【講演会・研修会】『はたらく』を考えよう

7月7日(金) 新城市立新城中学校にて

夏休み中に「職場体験学習」があるため、その前に「働く意義と働く時のマナー」について生徒さんと一緒に考える時間を過ごし、おまけで「おじぎ」の練習(写真右)もしました。職場体験学習は、初めての場所、初めての人、初めての事、初めて尽くしなので〝楽しみ〟だけど不安という生徒さんがほとんど。「皆さんをお迎えする職場の大人たちも実は緊張してるのよ」と伝えると不思議そうでした。

一人一人が自由に伸び伸びと〝自分〟の人生を歩いていってほしいなと思いました。

【ココエール】プランターのきゅうり

梅雨明けの声はまだ聞こえてきませんが、7月に入り暑さに拍車がかかってきました。

プランターの花や野菜は、すくすくと生長しており、数名の子がきゅうりの収穫を楽しみました。中学生の男の子は、葉っぱが白っぽくなっていることから、葉の病気を調べて対処法を試したり、肥料についても調べたりしながら大切に育ててきました。小学生の男の子は母親に『このきゅうりは、マカロニサラダに入れて~』と言いながら嬉しそうに持ち帰りました。

【ココエール】付き合うのが大変な子の理解

第2回 石川先生のグループ相談会を開催しました。前半は「付き合うのが大変な子の理解」をテーマに発達特性のある子たちの様々な特性について、石川先生の講話を聞きました。後半は小グループに分かれ、自分の子どものことや親自身の気持ちなど、思い思いの意見交換が行われました。

参加者からは「同じ気持ちの方から話を聞けたことが力になりました」「子どもの話をちゃんと聞こうと思うきっかけになりました」「子どもを全否定しがちなので、気を付けたいと思いました」「今は子どもの言うことを受け入れ聴くに徹する時という言葉が印象に残りました」など、たくさんの感想をいただきました。

【講演会・研修会】「不登校生徒と保護者への対応」

学校の先生の「現職研修」。新城市の中学校へ金田がお邪魔しました。

通常は担当の先生だけで対応を検討することが多いのですが、この研修では、学校内学年の枠を超えてすべての先生と、生徒さんやそのご家族さん一人一人のことを想い考え、温かな時間となりました。

【講演会・研修会】「日本NPO学会」第25回研究大会

6月10日(土)京都産業大学にて、日本NPO学会に専務理事の金田文子が登壇し「若年層の貧困とNPOの役割」について、豊橋市での取り組みを中心に発表させていただきました。

発表についてもご好評をいただき、今後の新たな展開にもつながる有り難いご縁も♪ お声かけくださった岡山県立大学の岩満教授、中国清華大学の史教授、ありがとうございました!

【ココエール】6月の親ごころ塾開催

6月2日(金)は記録的な大雨となり、各地に甚大な被害をもたらしました。被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。翌3日(土)は、風が強いものの青空が広がり天候に恵まれました。6月の親ごころ塾は、前日の影響で交通事情が悪く、参加者は少なかったのですが、アットホームな雑談からスタートしました。

子どもの現状を認めつつも、このままでよいのかと不安に感じたり、体調を心配したり、それぞれの気がかりをテーブルに広げながら、東三河支所長の金田が例え話を織り交ぜ、解説をしていきました。その中で出てきた〝いつか聞いてみようリスト〟の話に参加者の皆さんが「それはいい」と声をそろえていたのが印象に残りました。

子どもと自分の捉え方や考え方が異なると「なぜ?どうして?」が膨らんでしまいますが、今それを子どもに聞いたところで、回答は得られないだろうし、それを聞くことで親子関係によいことは起こらないです。そんなときには、今は聞かずに〝いつか聞いてみようリスト〟に追加して、よいタイミングを見計らって「そういえばあのときは○○○○だったけど、どう思っていたの? 何を考えていたの?」と聞いてみると案外とすんなり答えてくれることがありますよ!ということでした。

【ココエール】石川先生のグループ相談会開催

GWの合間の土曜日ココエールにて、石川先生のグループ相談会を開催しました。前半は「エゴグラムから見る親の理解」をテーマに、親自身の性格傾向を知り、自己理解のきっかけを体感しました。参加者からは「自身の足りないところを再確認できたので、これからは少し意識をしていきたい」などの感想をいただきました。

後半は座談会で、子どもとの関わり方などの意見交換が行われました。きょうだいへの対応について正解はないが、子どもが話してくることにしっかり耳を傾けて聴くことが大事だと石川先生からの総評がありました。また初参加の方からは、同じような悩みをもつ方の話を聞いて「私一人ではないと感じ、少し気持ちが楽になりました」という感想をいただきました。

【ココエール】令和5年度1回目の親ごころ塾

4月8日(土)ココエールにて第一回目の親ごころ塾を開催しました。親ごころ塾では、参加者が今知りたいこと、解決したいことを出し合ってもらい、パーソナルラボ東三河支所長の金田が、そのヒントやどう捉えたらよいかなどの話をしていく勉強会です。

今回も参加者が不安に感じていることや気掛かりなことがいろいろと出ましたが、共通していた内容が「子どもの心配が絶えなかったり、上手くいかないことが続いたりすると、親自身のメンタルが耐えられなくなるかもしれないと不安になる」という内容でした。それに対して金田は、想定しないことが起こるとその先のイメージができず、どうしてよいのかわからなくなっていく。「○○になるかもしれない」「〇〇が起こるかもしれない」が次々と浮かんで「どうしよう」が不安を膨らませていると思うので、どうしようと考えるのではなく、「そのとき私がどうするか」を決めておくことが大事だと話します。

子どもは、親から心配され続けると自信がなくなってしまうことがあるので、親御さんには心穏やかでいてほしいです。子どもと関わる中で、どうしようかと不安に思うことがあったら、どうするかを決めて不安を減らしていきましょう。子どもが安心して進んでいける親子関係が保てるように、私たち支援担当が下支えになれたらと思っています。