「今解決したいこと」や「気がかり」を参加者同士で共有し、それについての解説やヒントをセーフティネット代表の金田がお話をするスタイルの親ごころ塾では、今月も熱心に子どものことについて、話し合いがもたれました。
ほぼ全員の参加者が同じような迷いや悩みをもっていらしたのが、〝疲れている子どもへの声掛けは「どんなタイミングにすればいいか」「どう伝えたらいいのか」〟ということでした。声をかけても学校の話題だと会話にならなかったり、子どもの気分も落ちてしまったり・・。子どもを想うからこそ、先回りして声をかけすぎてしまったり、逆に声をかけづらくなってしまったり・・・。
子どもが『疲れている』とか『学校に関する話題』を自ら発した時が、ひとつのタイミングだと、金田は話します。親から見ると「あなたは〇〇〇〇のように見える(感じる)けど、あなたはどう思う?」と子どもの気持ちを確認するような声掛けをし、考える機会を与えてほしい。自分で考えて答えを出して、実際にやってみることで自信もついていくので、敢えて親が答えを与えず、子どもに考えるチャンスを与えているんだと捉えて、子どもを信じて待つことを続けていきましょう。そして〝待つことにしんどいなぁと感じるときには、ココエールに話しに来てください〟と参加者へエールを贈りました。
他にも父親の立場について迷われているお父さんからの話や、この先いつまで見守っていればいいのか心配が尽きない話など、ここで共有された内容は、参加者の皆さんそれぞれが自分のこととして、ヒントを持ち帰っていただけたようです。