梅雨明けの声はまだ聞こえてきませんが、7月に入り暑さに拍車がかかってきました。
プランターの花や野菜は、すくすくと生長しており、数名の子がきゅうりの収穫を楽しみました。中学生の男の子は、葉っぱが白っぽくなっていることから、葉の病気を調べて対処法を試したり、肥料についても調べたりしながら大切に育ててきました。小学生の男の子は母親に『このきゅうりは、マカロニサラダに入れて~』と言いながら嬉しそうに持ち帰りました。
一般社団法人 パーソナルラボ
東三河支所
梅雨明けの声はまだ聞こえてきませんが、7月に入り暑さに拍車がかかってきました。
プランターの花や野菜は、すくすくと生長しており、数名の子がきゅうりの収穫を楽しみました。中学生の男の子は、葉っぱが白っぽくなっていることから、葉の病気を調べて対処法を試したり、肥料についても調べたりしながら大切に育ててきました。小学生の男の子は母親に『このきゅうりは、マカロニサラダに入れて~』と言いながら嬉しそうに持ち帰りました。
第2回 石川先生のグループ相談会を開催しました。前半は「付き合うのが大変な子の理解」をテーマに発達特性のある子たちの様々な特性について、石川先生の講話を聞きました。後半は小グループに分かれ、自分の子どものことや親自身の気持ちなど、思い思いの意見交換が行われました。
参加者からは「同じ気持ちの方から話を聞けたことが力になりました」「子どもの話をちゃんと聞こうと思うきっかけになりました」「子どもを全否定しがちなので、気を付けたいと思いました」「今は子どもの言うことを受け入れ聴くに徹する時という言葉が印象に残りました」など、たくさんの感想をいただきました。
学校の先生の「現職研修」。新城市の中学校へ金田がお邪魔しました。
通常は担当の先生だけで対応を検討することが多いのですが、この研修では、学校内学年の枠を超えてすべての先生と、生徒さんやそのご家族さん一人一人のことを想い考え、温かな時間となりました。
6月10日(土)京都産業大学にて、日本NPO学会に専務理事の金田文子が登壇し「若年層の貧困とNPOの役割」について、豊橋市での取り組みを中心に発表させていただきました。
発表についてもご好評をいただき、今後の新たな展開にもつながる有り難いご縁も♪ お声かけくださった岡山県立大学の岩満教授、中国清華大学の史教授、ありがとうございました!
6月2日(金)は記録的な大雨となり、各地に甚大な被害をもたらしました。被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。翌3日(土)は、風が強いものの青空が広がり天候に恵まれました。6月の親ごころ塾は、前日の影響で交通事情が悪く、参加者は少なかったのですが、アットホームな雑談からスタートしました。
子どもの現状を認めつつも、このままでよいのかと不安に感じたり、体調を心配したり、それぞれの気がかりをテーブルに広げながら、東三河支所長の金田が例え話を織り交ぜ、解説をしていきました。その中で出てきた〝いつか聞いてみようリスト〟の話に参加者の皆さんが「それはいい」と声をそろえていたのが印象に残りました。
子どもと自分の捉え方や考え方が異なると「なぜ?どうして?」が膨らんでしまいますが、今それを子どもに聞いたところで、回答は得られないだろうし、それを聞くことで親子関係によいことは起こらないです。そんなときには、今は聞かずに〝いつか聞いてみようリスト〟に追加して、よいタイミングを見計らって「そういえばあのときは○○○○だったけど、どう思っていたの? 何を考えていたの?」と聞いてみると案外とすんなり答えてくれることがありますよ!ということでした。
GWの合間の土曜日ココエールにて、石川先生のグループ相談会を開催しました。前半は「エゴグラムから見る親の理解」をテーマに、親自身の性格傾向を知り、自己理解のきっかけを体感しました。参加者からは「自身の足りないところを再確認できたので、これからは少し意識をしていきたい」などの感想をいただきました。
後半は座談会で、子どもとの関わり方などの意見交換が行われました。きょうだいへの対応について正解はないが、子どもが話してくることにしっかり耳を傾けて聴くことが大事だと石川先生からの総評がありました。また初参加の方からは、同じような悩みをもつ方の話を聞いて「私一人ではないと感じ、少し気持ちが楽になりました」という感想をいただきました。
4月8日(土)ココエールにて第一回目の親ごころ塾を開催しました。親ごころ塾では、参加者が今知りたいこと、解決したいことを出し合ってもらい、パーソナルラボ東三河支所長の金田が、そのヒントやどう捉えたらよいかなどの話をしていく勉強会です。
今回も参加者が不安に感じていることや気掛かりなことがいろいろと出ましたが、共通していた内容が「子どもの心配が絶えなかったり、上手くいかないことが続いたりすると、親自身のメンタルが耐えられなくなるかもしれないと不安になる」という内容でした。それに対して金田は、想定しないことが起こるとその先のイメージができず、どうしてよいのかわからなくなっていく。「○○になるかもしれない」「〇〇が起こるかもしれない」が次々と浮かんで「どうしよう」が不安を膨らませていると思うので、どうしようと考えるのではなく、「そのとき私がどうするか」を決めておくことが大事だと話します。
子どもは、親から心配され続けると自信がなくなってしまうことがあるので、親御さんには心穏やかでいてほしいです。子どもと関わる中で、どうしようかと不安に思うことがあったら、どうするかを決めて不安を減らしていきましょう。子どもが安心して進んでいける親子関係が保てるように、私たち支援担当が下支えになれたらと思っています。
今年度最後の石川先生のグループ相談会は「不登校から自立へ」をテーマに不登校経験のある若者2人をゲストに招き、石川先生との対談と2人を囲んでの座談会形式で行われました。若者2人は中3のときにココエールで出会い、その後同じ高校へ進学し、この4月からはそれぞれの就職先で新生活が始まる予定です。
「不登校だった時の気持ちは?」「その時の親子関係はどうだった?」「今後の将来についてどう考えてるの?」と石川先生からの問いに、それぞれが過去の自分を思い返し、当時は言葉にならなかった気持ちや状況を偽りのない言葉を探しながら答えてくれる姿が印象的でした。
座談会では、「不登校になった原因を知って解決してあげたいけど…」「どんなきっかけで外に出るようになったの?」「完璧じゃなくていいって思えるようになったきっかけは?」「親にどうしてほしかった?」など、自分の子どもと重ね合わせ、普段から疑問に思っていることを経験者に聞くことができ、その言葉に大きくうなずいたり、笑ったり…話の尽きない充実した時間となりました。
参加者からは「できないことではなく、今できることが大切だと気づいた」「親と子は別人格、親が求め過ぎず〝ま~いっか〟と思えるようになるまでの親の気持ちが大切」「輝いて見えた2人のように、我が子もいつか自身の何かを見つけて輝いてくれるだろうと希望を感じた」など感想をいただきました。
ゲスト2人の親御さんも、当時は対応に悩みココエールに足を運んでくださっていました。過去を振り返った2人が今「親がしてくれたこと・かけてくれた言葉が有難かった」と話す姿や『ここに来ている親御さんのお子さんは親ガチャに当たってると思う』とコメントしてくれたことは、親御さんだけでなく、私たちスタッフにも大きな励みとなりました。
引き続きココエールでは、子どもの幸せを願う親御さんと共に、今できる最善の対応を考えるパートナーとして、充実した面談やサポートを行っていきます。来年度もどうぞよろしくお願いいたします。
定期的にココエールでおしゃべりをしたり、アート活動をしたりしていた女の子と先日【楽筆アート体験】をしました。楽筆とは、今の自分の気持ちを一文字で表現したり、自由なアートや筆を楽しみ、自分で自分を楽にする筆文字です。利き手と逆の手で書くので、上手く書けなくて当たり前。逆に大胆な表現が味わいになってきます。また、逆手を使うことで脳のバランスを整える効果もあります。
左利きの彼女は、小学校の習字の時間には筆を右手に持ち、言われた通りお手本通りに書こうと頑張っていたそうです。楽筆体験では、客観的に評価されることを気にせずに、自分の意思だけで表現することができたようで、『まるで幼少期の童心に帰ったような気分』と話してくれました。選んだ文字は【開】。これから大学生になり、新たな道が開かれるワクワクした気持ちと希望、そして自分の未来を自分で切り開く意味があると、頼もしい言葉で語りゴールドの輝きも文字に入れました。
彼女は、この数か月でできることがたくさん増えました。ココエールでは「自分の思うまま」を出せたと振り返ってくれました。相談員として、自信に満ち笑顔で語る彼女の姿は頼もしくもあり、話を聴くのが毎回楽しみでした。そんな彼女は、もうすぐココエールを卒業して新生活をスタートさせます。彼女に“ここからエール”を送ります。いってらっしゃい♪
暦の上では立春ですが、まだまだ北風が冷たい2/4(土)、親ごころ塾を開催しました。参加者が今解決したいことや気掛かりなことを出してもらって、代表の金田がそのことについて解説をしたり、ヒントとなる話をさせていただきました。
この日は、「怒りの感情は第二感情である」という話や「子どもの反応が親の期待するものではなかった時に親自身がどう振舞うかのシミュレーションをしておこう」という話や、「気候や自然と体調の関係性について」など、多岐にわたる内容でした。参加者からは、怒りの感情は第二感情なので、イライラしたり怒れることがあったら、怒ることにエネルギーを使う前に、その前にある第一感情を探してみたいという感想が多く寄せられました。そして第一感情を相手に伝える際には、Iメッセージで伝えるのがポイントだと聞き、難しそうだができるようになりたいという声もありました。
振舞い方のシミュレーションについては、ガッカリしないで対応できるのか不安に感じている参加者もいましたが、このタイミングで話が聞けたことで、モヤモヤしていた気持ちがスッキリしたと感想を残してくれました。
今年度の親ごころ塾は、この2月の回で終了となりました。また来年度も隔月開催で日程調整を行っています。皆さんのモヤモヤが少しでもスッキリして、子どもと向き合えるヒントやパワーをつけてもらえるように心を込めて開催をしていきたいと思います。